
10月14日(日)タカヤススタイルモノ巡り
マーケットイベント第3弾やります!!
是非、地域活性化や応援の為、ご来場くださいませ。
http://tandm.work/takayasustyle-market
今回はエアビーアンドビー(Airbnb)について書いてみます。
3.エアビーアンドビーの宿泊先
「ホテルが割高に感じる理由」
ハワイに旅行するとなると、どこに泊まるでしょうか?
新婚旅行で初めてハワイに行った時は、「モアナサーフライダー」という老舗の豪華ホテルでした。
部屋はタワービルの高層階にあるオーシャンビュールーム。
今思えば今後、そこには二度と泊まることはないかと思ったりします。
なぜかといえば、1泊あたりの料金が高いから。
なぜ高く感じるかといえば、旅行中はほとんど外出ばっかりして、ホテルはほぼ寝るだけの施設になってしまうから。
日中はオプショナルツアーやアクティビティやグルメに忙しいのがハワイの旅。
逆にホテルの良さを味わうとすれば、ホテルのレストランを利用し、ホテルのプールやプライベートビーチでのんびり過ごし、ルームサービスやショッピングをホテル内で行う。
そうなると、長期の滞在が前提で、宿泊代以外にもホテルに支払う額が増えて、かなり経済的にも時間的にも厳しくなります。
つまり憧れの豪華ホテルは、日本人の普通のサラリーマンが宿泊するには合っていないとつくづく思います。
ところがそこは旅行会社の思うツボ。
そこそこ金持ちの日本人はいいカモで、イメージだけ先行させて、一生に一度のハワイではセレブ気分を味わいましょうと煽る。
短期滞在でも、ガッツリ戴くのが旅行会社。
その証拠にワイキキでは、日本人専用のトロリーバスが走り回り、日本人専用のホテルのラウンジがあり、日本人専用のツアーデスクがある。
日本人は、ハワイへの旅行者の全体の2割程度でしかないのに(大多数はアメリカ国内からの旅行者です)。
全部無料で利用できますが、その費用は全部、旅行代金に含まれています。
「有名ホテル以外の選択肢で最適なものを探る」
そこで他の選択肢はないかと探してみる。
まずパンフレットに載ってるか載ってないか。
ハワイのワイキキビーチ前のホテル群には、それこそピンからキリまでホテルが並んでいます。
ラグジュアリー、ハイグレード、普通レベル、割安、格安とコンドミニアムなど。
パンフレットに載せるということは、ある程度、旅行会社がクレームが来ない程度に大丈夫と確認しているところ、リターンが大きいところ。
逆に載っていないところは、怖くて手がだせない雰囲気。
建物が古い、騒音がうるさい、お湯が出ない、不潔で汚い、虫が出る、フロントの対応最悪なんてことになると、せっかくの旅行が台無しですね。
しかし最近はネット全盛でSNSを駆使すれば、貴重な情報も即座にタダで入る時代。
そこで重要なのが、ユーザーレビュー(口コミ)です。
たとえパンフレットに載っていなくても、トリップアドバイザーやエクスペディア等の口コミをしっかりチェックすれば、メリットデメリットがなんとなく分かってくる。
なので口コミを見て、ユーザー掲載の写真を見て、自分の旅の目的に合っているかどうかを判断すればいいのです。
最悪、お金を払ってハイグレードホテルに泊まれば、満足いくサービスは揃っていますから。
それでも、期待を裏切られることなんてザラなので、それこそ高い料金を払ってこの程度かってなると、最悪です。
それとある程度の期間を滞在するのであれば、コンドミニアム(キッチンやダイニングが付いていて、ホテルのフルサービスは無いがその分、料金が安い)が選択肢に入ってくるでしょう。
さらにはB&B(ベット&ブレックファースト)やバケーションレンタル、Airbnbがあり、選択肢が広がっているということ。
「Airbnbの利用はハワイで2回目」
その中で前回も今回も、Airbnbを利用しました。
理由は、安い、広い、使い勝手がいい、個人宅を借りるワクワク感、ホストとの交流で現地の人と仲良くする、です。
今回の場合、ハワイ島ヒロ(実際はペペエケオという町)の一軒家の貸切、果樹園の中のコテージ、大人2人で1泊あたり大体¥14,000-くらい。
1人あたりだと1泊が7,000円くらい。
これが新婚旅行で使ったハイグレードホテルのモアナサーフライダーだと、タワーウィングのオーシャンビュールームで1泊5万円前後(1人あたり1泊¥25,000-くらい)。
さらに飛行機をレガシーキャリアからLCCにすると、快適さや満足度はあまり変わらないのに、旅行代金が半分から1/3くらいまでに圧縮できるという素晴らしさ。
いい時代になったなあと、つくづく思います。
お金をかけずに、豊かになる!
これぞタカヤススタイル。
その代わり、写真やレビューをしっかり見て、自分で予約のリクエスト(泊まってもいいですか?というやりとり)を行う必要があります。
そして旅行から帰ってきたら、自分も公開レビューを書き、未公開のアドバイスをホストへ送り、逆にホストからはこのゲストがどういったゲストかのレビューが届きます。
そのお互いの公開レビューがあることで、ゲストもホストも安心を得れるわけです。
だからホストもゲストも悪評が立てば、泊まってくれない(予約が入らない)し、泊まれない(リクエストはキャンセルされる)というシステムです。
過去2回の利用では、幸運!?にも写真どおりの部屋や眺め、ホストの記載どおりの部屋の状態や装備、フレンドリーな対応、とコチラの予想や口コミ通りで特にストレスはなかったです。
また予約リクエストにも即座に対応してくれました。
「台風21号のおかげで、安ホテルも体験した」
今回、Airbnbも当たりで楽しい旅になったはずでしたが、最後の最後に台風21号にやられました。
帰国前日、関空閉鎖で飛行機がすべて欠航。
予定通りチェックアウトをして、ハワイ島からオアフ島まで移動したが、オアフ島から関空までがアウトで足止めを食らいました。
状況がイマイチ分からなかったので、とりあえず急遽ホノルルで2泊ホテルを取ることにしました。
その際に利用したのが、ワイキキの安ホテルでした。
限られた時間のなかで、口コミをチェックし、写真を見て料金と比較しながら予約しました。
実際に予約したホテルは「アクアパームワイキキ」。
1泊¥15,000-、2泊で¥30,000-弱、1人あたり1泊¥7,500-。
今回Airbnbで予約した一軒家とほぼ同額、しかもワイキキという好立地。
これが泊まるに充分かどうか、賭けというか実験というか。
泊まった感想は、ワイキキというリゾート地にあるちょっとボロい東横イン(ビジネスホテル)って感じ。
一番良かった点は、フロントの対応がフレンドリーで良かった。
2泊のところ飛行機の臨時便の都合で、1泊に急に変更しても、キャンセル料は取られず1泊の料金での清算を快く笑顔でしてくれました。
建物ボロいけど、清潔感はあるし、お湯は充分に出たし、トロリーがホテルの前に止まるし、ワイキキやのに日本人いないし。
悪かった点は、眺めがビルだらけのシティービューで、部屋が狭く、暗かったこと。
知ってたけどね。
冒頭でも言ったように、外出しっぱなしの寝るだけだったら充分ではないかと思う。
立地はビーチと巨大ショッピングセンターのほぼ中間で、すぐ近くにヒルトンやプリンスや、こないだ泊まったワイキキマリーナコンドがあり、問題なし。
総合的には、意外とイケル!って感じで。
リゾート感無いけど、状況によってはまた泊まってもいいかなっていう、安心感みたいなのを得れました。
「何がベストは当然、目的によるし、個人差ある」
結局のところ、何がベストなのかは、その人次第。
どういう風に楽しみたいかを具体的に持っていれば、あれこれ試すでしょうし、僕たちの新婚旅行のように、何も知らないけどとりあえず行って楽しみたいのであれば、旅行会社のプランが安心ですし。
ごくごく当たり前の話しですけどね。
未知の世界のリスクを最小限にするには、事前の調査が必要で、その調査が面倒であれば、この時代お金で買えばいいと思います。