
去年の今頃にお手伝いをしたオーガニックコットンの畑。
手伝った甲斐があって、たくさんのコットンの収穫がありました。
その一部をいただいたのですが、さて、活用に困った。
「糸にするのは大変、布にして服になるのはいつのことやら」
ちょうど去年の今頃に畑を手伝ったブログがありました。
「アッチで洋綿、コッチで和綿」 2017.6.13
http://takayasu-style.com/2017/06/13/2017061301/
ここで2017年の秋に収穫したオーガニックコットンを、畑の主の島崎さんご夫妻からいただきました。
が、糸を紡ぐ技術があるわけでもなく、さりとて習得に割ける時間もなく。
糸ができなければ、布が出来ず、当然服には辿りつかず。
これを糸にするのは本当に難しい。
糸紡ぎをマスターするのに気合と根気と時間が必要。
そのどれも持ち合わせていないので、糸紡ぎは断念。
で、ずっと押入れに眠ってるわけですが、でも活用しないともったいない。
って思ってた。
でも活用のアイデアが出ない。
そして最近、秋に植えた大根の種子を自家採取してたところ
ふと思った。
スプラウト!
スプラウトの土台にオーガニックコットンはどうかと。
もともとカイワレダイコンを作ろうとは考えてたけど、土台はスポンジにする予定でした。
でも、スポンジの代わりにオーガニックコットンがあるじゃないか!
ってわけで。
早速やってみた。
まずは器にコットンを敷いて水を含ませ、タネを蒔いた後にフタをかぶせる。
待つこと3日、フタを開けると見事に発芽。
翌日、フタが開いて光合成をしたハッパは緑に変色していました。
オール自家製のカイワレダイコン。
かなり価値高いぜ。
ちなみに種まきから大体一週間くらいで食べれるそうです。
これでオーガニックコットンの活用法がひとつできたな~。
ってもったいないかな?
「春ソバを刈り取りしました」
今年の春に蒔いたソバがそろそろ収穫時期となりました。
関連のブログはコチラ
「あの耕作放棄地の畑が、らしくなってきた」
http://takayasu-style.com/2018/04/05/2018040501/
すっかり実が付いて黒く変色した春ソバ
さすがソバ、耕作放棄地の肥料分がほぼ無い状態の土で、しっかり育ってくれました。
ソバは救荒作物ともいい、荒地でも栽培が可能なんですね。
まさに耕作放棄地の一発目の作付けには最適。
これを鎌を使って手で刈り取っていく。
4畝分でも結構な重労働。
刈り取ったソバを乾わかす為に、一旦はブルーシートの上に刈り置きします。
乾燥させた後は、地道に手作業で脱穀し、さらに粉にします。
穀物類はこの脱穀がめんどくさい。
手作業なもんで。
今後、機械の導入を検討します。
「堆肥作りにハマってます」
今年から借りた新しい畑でも堆肥作りを始めました。
堆肥の作り方は、ただただ、刈った草を積み上げていくのみ。
1年くらい経つと、アラ不思議。
サラサラの堆肥が出来上がる。
もちろん途中で切り返しは数回するものの、基本は放置。
それでここまで分解するんだから、自然の力は偉大です。
新しい畑もボチボチ開墾していますが、それでもまだ半分くらいは草ボウボウ。
堆肥の原料がたくさんあっていいわ~。