
近所の方より、「お兄ちゃん、修理できるかどうかわからへんけど屋根見て~」っていう依頼が突然ありました。
で、見に行ったら、「無茶苦茶ヤバイやんっ!修理なんて無理!」って状態で。
「修理なんて無理」
軒下が悲惨なことになっているのを、つい最近知ったご近所さん。
あまりのひどさに、よう今まで気づかんかったもんやね~って感じです。
どう考えても修理なんて不可能やけど、工務店とかに頼むと、マジでいくらかかるかわからない。
朽ちた部分を撤去してみると、ナント屋根にポッカリと穴が2つ空いているじゃありませんか。
そりゃ木が腐ってボロボロになってしまうわな。
周りの形が保っている木も、実は腐っていてスカスカ。
屋根をはがして、壁の中から出てる木材を替えてって作業を工務店がしたら、ゾッとするくらいの値段、きっと。
ご近所さんもどうしたらいいか分からなくて困っていたので、「見た目も悪くて、応急的な処置で、数年ぐらいはもつくらい」だったら何とかできるかもって事で、応急処置することになりました。
「応急処置で、見た目もダサくていいなら、なんとかなるかも」
ホームセンターで材料と道具を揃えて、応急処置スタート!
先ずは銅板を貼り付けて、穴を塞ぐところから。
銅板の周りの隙間から、雨漏りしないようにコーキング剤でしっかり隙間を塞ぐ。
隙間を塞げたらこの後、屋根に登って上から、穴を塞ぐためのコーキング剤を注入して、上下から穴を塞ぎました。
屋根を下から支えている木が腐ってほとんどない為に、板を広範囲に貼り付けて、面で支えることにしました。
見ために不細工になるとは思いますが・・・。
左右からベニヤ板を貼り付けていますが、真ん中はビスを打てるところが腐っていて無いために宙ぶらりん。
補強の為に、真ん中の接合部分に銅板を貼って、接合させる。
さらに左右4本ずつの木材で、下からベニヤ板を支える。
ここも中央はビスが打てないので、宙ぶらりん。
ビスが打てた箇所は、左右合わせて4箇所のみ。
宙ぶらりんの接合部を固定させる為に、接合金具でつなぐ。
ベニヤ板の上部に隙間が出来るために、隙間を隠す目的で正面に板を貼る。
最後に、周りの色と同じような塗料を塗って仕上げ、完成。
真ん中の朽ちたところを、どう支えるかが課題でしたが、広範囲に面で支えるということでなんとか処置できました。
これで数年は大丈夫、これでダメになれば高額の修理費を出して、工務店にやってもらいましょう。
ちなみに今回の処置費用は、材料だけで12,000円くらいでした。
激安!!