
るり渓温泉に嫁さんのご両親と、我が家夫婦の4人で家族旅行に行ってきました。
るり渓は以前から気になっていた大阪能勢の温泉、能勢と思いきや実は京都府南丹市園部町でした。
タカヤススタイルとはほぼ関係ありませんが、意外と良かったのでレポート。
「能勢の山奥、森カフェでタイカレー」
先ずは、るり系温泉に行く前に腹ごしらえ。
能勢の山奥、天王町にある「テラスカフェ&ギャラリー ツリーハウス」さんにてランチ。
こんな山奥にこんな店が、っていうロケーションなのに繁盛店。
森カフェな雰囲気バリバリのお店で、かなりいい感じ。
注文した料理は、おそらくお店の自慢のタイカレー。
きっとココナッツオイルを使用しただろう、甘めの味わいとスパイスの辛みがマッチして、後からじわっとくる辛さがくせになる感じ。
カレー自体はとろみが無くシャバシャバな感じで、食べている最中に汗が滲み出てくる、旨みたっぷりのタイカレーでした。
これはまた味わいたい一品です。
「テラスカフェ&ギャラリー ツリーハウス」
大阪府豊能郡能勢町天王285-167
http://www.treehouse-caffe.com/index.html
「意外と良かった、るり渓温泉」
ランチの後、るり渓温泉別館花あかりでチェックイン。
今回の旅行は、嫁さんのお父さんの慰安旅行でもあります。
嫁さんのお父さんは登山が大好きで、75歳にして先日、ネパールの6,000m級の山に登ってきたというツワモノ。
世界最高峰のエベレスト山に登るには、この6,000mの登頂証明が無いと登れないらしく、しっかりネパール政府発行の登頂証明をゲットしてきたらしいです。
家族全員が心配していたネパール登山旅行でしたが、無事帰ってきてくれて良かった!
その慰安なんです、この温泉旅行。
で、陸橋渡った向こう側が、るり渓温泉の本館。
別館のこぶし荘花あかりには、家族風呂もあります。
本館側には、温泉施設やプール、ランタンテラスという漫画喫茶のデカいバージョンのリラックス空間があります。
日帰りでも利用可能で、料金もお安く家族揃って楽しめる施設ではないでしょうか。
るり渓温泉
京都府南丹市園部町大河内広谷1-14
http://rurikei.jp/
しかも施設内には、GRAXやGRAX HANAREがあり、快適なグランピングが楽しめる施設があります。
グランピングって何?
近年、アウトドア愛好家の間では快適さを兼ね備えた新しい体験型旅行が注目されています。それが雑誌やテレビなどですっかりおなじみになったGlamping(グランピング)です。これはグラマラス(魅惑的な)とキャンピングを掛け合わせた造語で、テント設営や食事の準備などの煩わしさから旅行者を解放した「良い所取りの自然体験」に与えられた名称です。世界を席巻するこの新しい流れは、もはや止めることはできません。
次はコレに泊まりたいよね~。
GRAX 京都 るり渓
http://www.grax.jp/
「るり渓 自然の美しさ」
翌朝、るり渓でハイキング。
遊歩道の入り口まで、車で送迎してもらって、そこからハイキング開始。
全体的に川に沿った遊歩道があり、ずっと清流を楽しみながらハイキングが出来ます。
このやらしい笑顔。
笑顔の訳とは?
小学生以下の発想。
嫁さんに白い目で見られつつも、写真を撮っていただきました。
アホ丸出し。
水が流れる音って癒されるよね。
見た目の美しさもさることながら、山の臭い、木々の臭い、水の音、野鳥の鳴き声、五感で感じる豊かさ。
どんだけ良い事を書いても、さっきのアホさは消えません・・・。
ハイキングの最終地点まで来ると、一斉に水が流れ出ているポイントが。
滝のような水の落下もキレイでしたが、この周辺の岩の感じ、苔生した岩が重なり合う造形美、見所がたくさんあります。
この上には通天湖という湖があるそうです。
通天閣じゃないッスよ、念のため。
上まで登っていくと、通天湖が現れました。
この季節は山つつじが見事に咲いていました。
ここでハイキングは終了。
「能勢の山奥でイタリアン」
温泉旅行の帰り、気になっていたイタリアンのカフェに行くことにしました。
場所がわかりにくく看板も出ていない為に、普通に通り過ぎて発見できず。
折り返して注意深く周辺を見ていたら、道沿いにあるじゃないですか。
外観の雰囲気からして期待大。
さっそく中へ。
和と洋の融合、和洋折衷って感じかな。
マスターの奥には、薪釜があり、そこでピッツアを焼いてくれる。
当然、雰囲気にぴったしの薪ストーブもあります。
新緑の季節も気持ちが良くていいけど、冬に来てもイイ感じなんやろな。
築は60~70年くらいだそうです。
天井は屋根の構造が見えるように、むき出しのまま。
そこに補強したり、ロフト作ったり、階段を新設したりと、自由に設計されています。
で、和空間をそのまま残した、床の間・違い棚・書院。
その和の感覚と、畳の代わりに板敷きにしてテーブルを置くとどんな感じか見たくて、ここに来たかった。
座卓と座布団が普通の和室だと、視点が座った位置からになりますが、テーブルの座高からの視点だとどんな感じかを味わうことができました。
この和室の続きに仕切りが無く、厨房の土間へと続くので、あまり違和感なく感じました。
ハコは和、中は洋、でも一部に和を強烈に残している、そんな融合を楽しむ空間。
そこの微妙なセンスが活きていて、素敵でした。
そして肝心のお料理は、マルゲリータとマリーナを注文。
そりゃこの雰囲気、薪釜で焼くピッツア、美味しいに決まってるでしょう。
マスターの奥様かな?店の方に、場所がわかりにくくちょっと迷ったと伝えると、客席が少ないのでわざと看板は出していないとおっしゃっていました。
看板なんか出さなくても、みんな探して来るようです、我々のように。
そのくらい人気店。
場所じゃないんですね、人気な理由がココにあります。
grigio e ao (グリージョ・エ・アオ)
大阪府豊能郡能勢町山田33-1
http://www.grigio-e-ao.jp/